お大師様がおられる高野山奥の院の燈籠堂には一万六千近くのもの燈籠があり、拝殿正面には千年以上も絶えることなく燃え続けている「消えずの燈明」があります。
この法灯を消さないようにと僧侶達が毎日欠かさず油を注ぎ足しておられます。
この簡単な油を継ぎ足す作業を怠れば大切な法灯が消えてしまう。つまり油が断たれて灯が消える
これが「油断」の始まりだとも言われています。
「言うは易く 行うは難し」
口で言うの簡単ですが、それを実行し続けて行くことは難しい。
毎日「心書」を書き綴ると決め、始めてから改めて続けて行くことの難しさを日々感じております。
お目汚しな投稿でございますがこれからもよろしくお願い致します。
知心寺住職 正適
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