眞田正適の心書

住職の心書39.帰省

電車移動中、大きなスーツケースを持った若い方が乗って来られた。

座るなり車窓から見える過ぎ去る景色をずっと眺めて見ている。車窓から見える景色を見ている姿から故郷に帰るのだろうと直感的に分かる。なぜなら、車窓から見える景色を見る目がとても優しく感じるから…

帰省しして家族と何を話すのだろうか? いいお盆になるといいですね。

知心寺住職 眞田 正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

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