本日「ヴィパッサナー瞑想」と「法話」を知心寺にて相務めさせていただきました。
以前本山にいていた時に火事で、ある地方寺院が全焼した。
その火事の数ヶ月後全焼した寺院の住職が
祖山に登嶺し、経緯を説明されていた。
「隣の家からの類焼だから最初は”焼かれた”と思うと腹が立ってくるので自分で”焼いた”と思う事した。するとやりきれない気持ちになったので”焼けた”と思うことにした。
そのように思うと誰のせいにする事なく事実を受け入れる事ができた。」
と説明されていた。
物事の見方であります。
ただ事実を事実としてありのままに見ることによって粛々と受け入れる事ができる。
「ただ ありのままを見る」
知心寺住職 正適
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