眞田正適の心書

住職の心書68.効き目

接種者「先生、この予防接種すると病気にかかりませんか?」

先生「予防接種してもかかる人もいれば、かからない人もいます。人それぞれ違いますね〜。」

と言うものでした。

予防摂取をしてもらったもの、なんだか効くような気がしなかったそうです。
一ヶ月後、また同じ場所で別の先生からニ度目の予防接種を打ってもらったそうです。

接種者「先生、この予防接種を打つと病気にかかりませんか?」

同じ質問をすると

先生「これには良いお薬がいろいろ入っておりますので心配いりません。安心して過ごせますよ。」

この言葉を聞いた時にとても効くような気がしたと言っておられました。

「真言は不思議なり、観誦すれば無明を除く」(般若心経秘鍵)

訳)真実なる世界を観念し真言を誦すれば、迷いの根本である無明を除くことができる

《言葉は体や心を一変させてしまうことがあります。》

同じ場所、同じもの、同じ環境であっても心から発する言葉によって全く違った効果になっていく。

「愛語」

同じ時を過ごすのであれば思いやりのある言葉をもって過ごしていただければ不思議と自分自身の周辺も変わっていきます。

今日一日も良い一日であります事をお祈りいたします。

知心寺住職 正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

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