「一手拍をなさず片脚歩むこと能わず 」
(高野雑筆集)
私たちは 片手では拍手する事ができません。片足では歩くこともままならない。
それと同じように 私たちは 人と人とが助けあって、お互いの「間」を取り持つことによって成り立つのであります。
「人間」とは「人」の「間」と書きます。
人と人との間には関係性があってはじめて「人間」になるということです。
自分一人では生きていく事は難しい。
物事を成し遂げるため、問題解決するためには周りの人の理解や協力が必要であります。
私たちが一人で 一体何ができるでしょうか?
自分と相手の「間」を考える事が大切であります。
知心寺住職 眞田正適
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