「仏法遥かに非ず。心中にして即ち近し。真如外に非ず。身を棄てていずくにか求めん。」(般若心経秘鍵)
訳)仏の教えは遥か遠くにあるものでは無く、とても近い心の中で感じるものであります。真理は外の世界にあるわけでは無い。自身以外のどこに求めるのか。
「感謝」の気持ちがない人=喜ぶ心がない人
「感謝」する気持ちがないと、どのような境遇にあっても不平不満が出てきます。
どれだけ物やどれだけ資産をもっているかではなくどれだけ小さな事にでも感謝できるかであります。
使い古された言葉がありますが
「人は一人では生きていけません。」
一本の木が立っているという事はその何倍以上の根を張っているからこそ木が支えられて立つ事が出来ているって言うことであります。
見えない働き、見えない影の部分を知るということが「感謝」を感じる為、「幸せ」を感じる為には絶対条件であります。
知心寺住職 眞田正適
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