「他人の過失を見るなかれ。他人のしなかったことを見るな。ただ自分のしたこととしなかったことだけを見よ」(法句経)
良くも悪くも沢山の情報が溢れている現代社会では世界中のありとあらゆる情報があり、自分との比較が簡単にできてしまいます。
あの人に比べてどうだと誰かと自分を比較することで悲観的になっている方が多いように思います。
比較したらキリがありませんし、幸せそうに暮らしてる方の欠点はないかと探してしまいます。
羨ましく思っている相手が本当に幸せかどうか本当のことは分からないのです。
なぜなら私たちの見聞できるのは相手の情報の一部分しか過ぎないですから。
それよりも関心を相手ではなく自分に向けることが大切であるとお釈迦様は言っておられます。
知心寺住職 眞田正適
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