「病人に対って方経を披き談ずとも、病を療するに由無し。」(性霊集)
訳)病人に対していくら病気の詳しい説明をしても病は治らない
本屋さんに行けば沢山の学べる本が売られております。
自己啓発本を見てなるほどと思考を深めていくことは良い事ですが、それだけで終わってしまうと病院に行って治療を受けずに病気の病名・病状の知識だけ持って帰ってしまうようなもの。
学んだ事を学んだだけにするのではなく実践していく事によって結果につながる。
「勉強しなさい」とよく言われるが、「実践しなさい」とはあまり言われない。
学びとは真似る事、実践を目的としたものであり、ただ知識を蓄えるものではない。
知心寺住職 眞田正適
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