眞田正適の心書

住職の心書156.険しい道 2/2

私たちの生きるこの世の中は、危険が沢山あり、険しく歩きにくい世の中であります。 
それを鹿の皮をひいて自分自身が思う理想の道にしようとしていても反発もあってなかなか実現していかない。
それよりは自分の足を鹿の皮で覆った靴に履き替えればずいぶんと歩きやすくなっていく。
みんなに理解してもらおうと大きな道を作ろうとするから頓挫したり、足止めを食らったり否定されたりもする。
 
自分の靴で歩くと意外にも歩きやすいく早く到着出来る。

知心寺住職 眞田正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

この記事は役に立ちましたか?

参考になりましたら、下のボタンで教えてください。

コメント

この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


PAGE TOP
ログイン