眞田正適の心書

住職の心書166.併せ呑む

「何か一つの目標を設定し行動した際、その目標に起こる百の事象のうちたった一つしか見えない人は愚者である。百の事象の百の全てを見る人が賢者と言える。」(長老偈)

目標設定した時に理想とは違う方向で足を引っ張られたりすることや仲間間でぎくしゃくしたり、マイナス面に働く事も必ず起こって来ます。
良い部分だけ見て悪い部分を見ないようにするということが愚者であり、良い部分も悪い部分を全て見て受け入れていくというのが賢者であると言っておられます。

「清濁併せ飲む。」

目標を達成する為には全てを受け入れていく度量の大きさが必ず必要になってくる。

知心寺住職 眞田正適

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