眞田正適の心書

住職の心書172.内外

「水外に波なし、心内すなわち鏡なり」(吽字義)
水がなければ波は起こりません。波は水が形を変えた姿であります。それと同じように喜んだり悲しんだり怒ったりするのは事象によって変わる心の中が変化であります。

 
迷いも喜びも怒りも心が変化して結果。
別からきていることはありない。

向き合っていくしか解決の方法はなく、向き合って見ないと分からない。

知心寺住職 眞田正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

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