眞田正適の心書

住職の心書192.積み重ね 1/2

年末の宝くじはどうでしたか?
〇億円当たったところで幸せになるのかなぁとふと考えておりました。
自分が努力して勉強してとれた100点はとても嬉しく心から幸福感を感じることができますが適当につけたチェックシートで全問正解の100点をとっても何も嬉しくもありません。

「水一滴の滴りも、つもれば水瓶をあふれさせる。心ある人は、小さな善を積み重ねて、いつのまにか、福徳に満たされているのである。」

小さな積み重ねで得た喜びは今までの苦しさをも吹っ飛ばすぐらい感動的なものであります。
努力して得たお金。練習してきた技術等はやってきた賜物。
水を蛇口から全開にしてコップに勢いよく入れると水がコップに反発してほとんどコップには残らない。
少しずつ積み重ねていくからこそ自分の財産となる。
勢いよく入ってきたお金はほとんど残る事はない。

知心寺住職 眞田正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

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