眞田正適の心書

住職の心書229.エンディング

昨日、先生の指導の元、エンディングノートを書き上げた。
普段から死ぬと言うことを意識をしているつもりでありましたが書いている内に更に死が現実的に近づいてきたような感覚を感じた。
 不確かなことの多い世の中でありますが、どんなに医療が進歩して、技術が発達していても死は100%訪れます。
 
「必ず生じる死」

死について考えを巡らせることは、今をよりよく生きることに繋がるといえます。

ゴールを目指して走り続けた人生と意識もせずダラダラと過ごし、いつの間にかゴールのテープを切っていた人生とでは生きてきた充実度は自ずと違ってくる。

知心寺住職 眞田正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

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