眞田正適の心書

住職の心書236.友達

「助けてくれる友人、苦しい時も楽しい時も友人である人、自分の為を持って口を聞いてくれる友人、思いやりのある友人、これが本当の友人である。」(長部経典)

何百人何千人の友人がいると言っている人もおられます。
自分為に全財産を投げ出してまで救ってくれる友人は何人いてますか?
自分の為に悲しんでくれる友人は何人いてますか?
自分の為に真剣に叱ってくれる方は何人いますか?
楽しいことばかり時間を共有する友人は沢山いても苦しみや悲しみを共有してくれる友人は考えてみると意外と少ないものあります。

知心寺住職 眞田正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

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