眞田正適の心書

住職の心書280.説明書

スケートを習うとき、滑り方の説明してからリンクに上がるといった順序で教わる事はまずあり得ません。

なぜなら、転ばずに氷の上を滑ると言う身体感覚を身に付けるといった事は言葉では説明できる限界を超えているからです。

「座る」や「行」や「作法」と言うのはまさにそういった言葉による学びの限界を超えた方法だともいえます。

「とりあえずやってみる」

ことで足らない自分が浮かび上がってくる。

知心寺住職 眞田正適

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