眞田正適の心書

住職の心書288.庭

心は庭のようなものです。
それは自発的に耕すこともできれば、野放しにされることだってあります。

どちらにしても必ず何かが生えてきます。
もし、自分の庭に美しい草花の種を蒔かなかったら、やがてその場所は雑草のみが生い茂ることとなります。

園芸家は庭を耕し雑草取除き、咲かせたい草花の種を撒き、それを育みつづけます。
同様に私たちも理想的な人生を過ごしたいのであれば、自分の心の庭を掘り起こしそこから沢山の情報を精査し、その後に清らかな正しい思いの種を蒔き、それを育み続けなければなりません。


他人の価値観を自分の畑で耕すことは他人の人生を生きているのと一緒であります。

知心寺住職 眞田正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

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