眞田正適の心書

住職の心書290.冷暖自知 1/2

「冷暖自知」とは冷たい・暖かいというのは、自分の身を持ってのみ知ることができるいった意味であります。
直接経験してみて自覚できる。

お風呂に入った時ちょうどいいと言われる方も熱いと感じる方も逆にぬるいと感じる方もおられます。

見ただけではちょうどいい・熱い・ぬるいかは分からない。
実際お風呂に入ってみなければわからないことその人にはその人の適温があるからです。

他人から教わることではなくて自分で体験する事が大切であります。

知心寺住職 眞田正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

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