お釈迦様が弟子とともに一緒に歩いておられた時のことでした。
お釈迦様は突然地面を指差してここはお寺を建てるにはふさわしい場所だ言われました。
早速、弟子が道端に咲いてあった一本の草を取って地上に「はい!お寺が出来上がりました!」と言いました。
お釈迦様はそれを見てにっこりと微笑まれたと言うお話がございます。
お寺とは何かを教えてくれているように思います。
「これがあるからお寺」「これが無かったらお寺とは言えない」様々な意見があるかと思いますがみんなが一輪の花を見て微笑む事が出来る「安心」があるのがお寺といえるのだと思うのです。
知心寺住職 眞田正適
コメント