「ビジネスに使える○○」等の歴史の本が人気作としてよく書店等で並んであります。
それを見ていて逆ではないのかなと思います。
否定をするつもりはありませんが、自分の価値観の幅を広げてくれるのが歴史書であったり読書の意義だと私は思うのです。
自分自身の狭い見識の中に入れようとすると自分の枠内にしか入っていきません。
自分が知らない生き方・文化・考え方等の固定概念を砕いてくれる本に出会えた時に人としての多種多様な生き方を受容し、人としての幅を広げてくれます。
「学ぶ」原点はそこにあります。
知心寺住職 眞田正適
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