「毒箭を抜かずして、空しく来処を問う」(性霊集)
訳)毒矢が刺さっているのに抜こうとせず毒矢が飛んできた方向ばかりを気にする。
このお言葉は緊急事態が起こっているにも関わらず 何も行動を起こさない人を揶揄しています。
矢がどこから飛んできて、誰が放ったものなのか気になりますが、まずは先にする事は自身が先ず何をするべきかであります。
「家が貧乏だから‥」
「学歴がないから‥」
「口下手だから‥」
「機械音痴だから‥」
できない理由や言い訳ばかりを探して自身に刺さった矢を見ているだけではなく矢を抜き今何が出来るかを考えて行動する事が先決であります。
知心寺住職 眞田正適
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