眞田正適の心書

住職の心書366.優先順位

「供養」の「養う」という意味で自分の養った気持ちをお供えするから「供養」と言われます。

法事をしてやっていると多く方が思われておられますが自分自身の為でもあるのです。

「心」と言うものを日々ちゃんと意識しておかないとどんどん物事に対して「やってもらって当たり前」「して当然」と施す事や感度が鈍くなっていきます。

「心」をちゃんと鍛えておかないといざと言う時に大切な方を支えてあげたり、他人を思いやったりすることができませんから日々の積み重ねが大事と言うのはダイエットや運動に限った話ではありません。

知心寺住職 眞田正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

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