私たちは外部からの影響を無意識に受けて様々な感情を頭の中に浮かべてしまっています。
意識的に落ち着いた環境に身を置いてみるといろんな心の声が湧き上がってきます。
「あれ欲しいな〜」
「あの一言が許せない!」等
個々様々な心の動きを振り返って自身を観察する中に、煩悩から離れる瞬間が見つかるはずです。
欲望や怒りや妄想を心に浮かべてしまうこと自体に、嫌悪感を持つ必要はありません。
仏教のシンボルの花ともいわれる「蓮」はの汚い泥の中でしか大きな花を咲かせないように自分自身の煩悩を見つめる眼が深ければ深いほど悟り(気付き)に近づくのだと言います。
大切なのは自分で自分を確認してする事であります。
知心寺住職 眞田正適
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