眞田正適の心書

住職の心書371.安心

歯が痛い時、痛み止めを持っているだけで安心できます。

その安心感が痛みを和らげることもあります。

それと同じように目的があるということは安心に繋がるかと思います。

目的があれば迷ったとしても目指すべき場所を知っているから迷っている事を理解して「ここではないと」修正をかけ、道を変える事が出来るからです。

困ったときに頼れる心を持つと言う事は心の痛み止めを持つのと同じ力があります。

これが知心会の「心」に重きを置く理由であります。

知心寺住職 眞田正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

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