眞田正適の心書

住職の心書404.善友

「最も一緒に過ごす時間の長い5人の友達の平均になる」と言った有名な言葉があります。

他人の悪口で盛り上がっている人達の側にいると、知らない間に自分も同調してしまいます。
勉強を頑張っている人達の側にいると自分もやらないとと言って勉強に励みます。

「どのような友達を作ろうとも、どのような人に付き合おうとも、やがて人はその友のような人になる。人とともにつき合うというのは、そのようなことなのである。」(ウダーナヴァルガ)

どんなにも強い信念を持っていでも周囲の影響を受けてしまいます。
だからこそ自分が誰を周囲に置き、誰の影響を受けたいのかを選択することが重要である。

知心寺住職 眞田正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

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