「生きている時に、同じ悪事を行っても地獄に落ちる人と落ちない人がいるがどうしてその差になるのか教えて下さい。」と弟子がお釈迦様に質問しました。
お釈迦様は
塩を小さなコップの水に入れると塩辛くなって飲み水にはならないが川に投げ入れると水には何の変化も起こらない
それと同じように人間は生きていれば知らず知らずのうちに悪いこと(悪行)してしまう。
だからこそ普段から善行を心がけて生活する事が悪事を軽減し心身を清める事になると説かれました。
悪いことはしてしまった事は過去に戻って消す事はできませんが過去を悔い改め、良い行い(善行)する事によって悪行は自然と薄まっていく。
知心寺住職 眞田正適
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