月や太陽は雲がかって実際に見えなくても減る事なくあり続けます。
「一心の虚空はもとよりこのかた常住にして不損不減なり」(吽字義)
訳)悟りという絶対的なものはどこへも動く事はなく同じところにあって壊れたり減ってしまう事は無い
一心に想いや夢も減る事なく月や太陽同様に常にあり続けます。
何故夢や理想は幻のように思ってしまうのでしょうか?
お大師様は思いは無くならず無くなってしまっているように思っているのは自身の心が雲がかっているからであると説きます。
「離れていっているのはいつも自分の心」
知心寺住職 眞田正適
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