眞田正適の心書

住職の心書442.何の為に

「何の為に生まれて、何をして生きるのか。答えられないなんてそんなのは嫌だ。」

アンパンマンの歌の歌詞です。

アンパンマンの歌の歌詞の他にも、『わからないままおわる、そんなのはいやだ』といった部分があり、子供に対して聴かせる歌詞と思うぐらい哲学的な歌詞であります。

「何の為に生きるのか?」

不思議なのが生きる目的の答えを具体的に示していないことです。
示してしまうとそれが答えだと思い込んでしまう部分があるから子供たちには自分で考えて、自分で選んで自分の人生を自分で切り開いてほしかったんだろうと歌詞の中から感じます。
自分がどう感じるかは自分しか分からないからこそ「自分の感覚」を大切に向き合っていく事が必要であります。

知心寺住職 眞田正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

この記事は役に立ちましたか?

参考になりましたら、下のボタンで教えてください。

コメント

この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


PAGE TOP
ログイン