眞田正適の心書

住職の心書468.財産

家族の事・友人の事・共に励んでいる仲間が足掻き苦しんでいる姿や本当は泣きたいのに耐えて笑顔で振る舞っている姿を見るとこちらも心が締め付けらる思いであります。
出来れば変わってあげたいと思いますがそんな事も出来ません。

辛く苦しい事も裏を返せば
「大切な人が周りにいてる」ということ。

そのような人がいなかったらこのように苦しむ事はありません。
この苦しみも自分にとって「財産」を示してくれている。

知心寺住職 眞田正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

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