眞田正適の心書

住職の心書480.呪縛

「物に定まれる性なし。人なんぞ常に悪ならん」(秘蔵宝論)

訳)どんな物も変えられないということはなく、どんな人も悪いままということもありません。

今が、どんな状態であっても、ずっとそのまま続くということはありません。
常に変わり続けていく現状を変わらせまいと意地を張っているところに苦しみは生じてきてきます。
「変わりたい」「変われるのだ」と思ったが瞬間に「どうせ自分なんて」と自ら縛った呪縛を解き、歯車が動き始めていく。

意地を張っている間も時間は経過していく。

知心寺住職 眞田正適

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