眞田正適の心書

住職の心書491.避ける

人との関わりの中で嫌なこともたくさんあります。しかし、嫌な事も苦しみも修行やトレーニングの過程であります。

筋肉トレーニングするからこそ重たい重量を持ち上げれるようになり、走り込みのトレーニングするからこそ長い時間走れるようになります。
人との関わりも嫌なことも含めてたくさん関係を持つからこそ
「この時こういったことがあったな」
「この時こう乗り越えたなぁ」

といった経験から生きる為の知恵が生まれてきます。

関わりも嫌なことばかりではなく、出会いによって人生の支えとなる方に出会い、自分の人生を豊かにすることだってできるのも関わりがあってのことであります。

関わらなかったらトラブルに巻き込まれる事はありませんが思い出に残ることもありません。

知心寺住職 眞田正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

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