眞田正適の心書

住職の心書502.人の目 2/2

「人は黙っている者も非難し、多くを語る者も非難する。節度をもって語る者さえ非難する。この世において非難されずにいた者はどこにもいない。」(法句経)

ロバと親子のお話のように何をしていても非難や批判は必ず言われてしまいます。
全ての人から称賛を浴びることはありません。
自分がどのような思いでその行動をしているのかを非難や批判があってもしっかりと持つことが他者の意見に振り回されない為にとても必要な事であります。

知心寺住職 眞田正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

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