12/10(土)に今年最後の定例講と特別講を開催いたしました。
今回の定例講のテーマは「教本『水』」と「十戒」でした。
「水」の解説の中で老子の言葉『上善如水』が紹介されました。
「最高の善とは水のようなものである。万物に利益を与えながら他とは争わず、器に従って形を変え、自らは低い位置に身を置く。」
「人より上に立ちたい」「自分だけが得をしたい」と自己主張するのではなく、『無味無臭(相手や環境により自らを変えられる)』で人のお役に立てる水は、人としての在り方のお手本だと思います。
定例講終了後、参加者の方よりこのような感想をいただきました。
「仕事や家庭でもついつい我を通そうとしてしまいますが、『水』のお話しを聞き、自己主張せず、相手より低い位置にいることで与えられる存在になりたいと思いました。」
「『許してこそ流れるもの』澱まない様に、許すことを大切にして生きていきたいです。」
自然界には生きていく上でのヒントが沢山散りばめられています。何か上手くいかないときは、教本の言葉を思い出し、在り方を見直したいと思いました。
ご参加いただいた皆さんお疲れさまでした。
知心会 事務局 中村 美和
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