眞田正適の心書

住職の心書534.運がない

正月、屋台などで賑わっている神社。
道沿いには駐停車している車が多く見られます。
駐停車している一台の車に貼られた黄いシールを見て所有者らしき方が
「初詣に行って来たのに正月早々ついていないな」と嘆いておられました。
その様子を見て気の毒だな思う反面、そこに停めなかったらそんなことにはならなかったのでは?と思った参拝での一コマ。

「運がない」という事は自分の行いの運び方が悪かったのかもしれません。

自分の行いで招いた結果だという事が理解できたら良い一年の始まりにもなる。

知心寺 住職
眞田 正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

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