眞田正適の心書

住職の心書535.仕事始め

正月の帰省からあっという間に三日間が過ぎて今日から「仕事初め」とされる会社も多いかと思います。
皆様、どのようなお正月を過ごされたでしょうか?
「帰省」の「帰」は、帚(ほうき)を持った方が人(足)の帰りを待っている様子を表し、「省」は振り返って考えるといった意味であります。
「帰省」は帰りを待ってくれる人を考えるという事。
帰りを待ってくれる方の為に明日から心を新たに勇往邁進してまいりましょう。
良い始まりになります事をお祈りしております。

知心寺 住職
眞田 正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

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