眞田正適の心書

住職の心書582.100円ショップ 3/3

「私の事を大切にしてくれなかった。」
「もっと優しくして欲しかった。」
「認めて欲しかった。」
と言われる相談をよく受けます。

良い人間関係も手に入れたいと思うのであれば、無理やりに振り向かせよう、言う事を聞かせようとしてはいけません。
花を摘むのではなく、花に水を与えるように相手の事を大切に育むことが大切であります。

様々な人間関係でどのような生き方が良くて、どのような生き方が悪いと言うつもりはありませんが、全てにおいて「因果応報」なのです。原因があって結果がある。行為に応じて報いがあります。

「相手を愛さなかったら愛してもらえません。」
「優しく人に接する事がなかったら優しく人に接してくれる事はあり得ません。」
「人を信頼しないと信頼してもらえません。」

「人間関係はそんなに安くない。」

知心寺 住職 眞田 正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

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