眞田正適の心書

住職の心書590.日常

枯れた木に花が咲いたら誰もが驚きますが毎年同じ時期に花が咲くのこそ驚くべきだといった言葉があります。
オーロラや虹。絶対に治らないといわれていた難病の完治。
劇的な勝利を目の当たりにしたときに人は心を動かされ感動します。
そのような普段起こらないような非日常の奇跡に我々は気付きやすいですが当たり前にある日常にこそ目を向けてみると沢山の有り難さに気付く事ができます。

「暖かいご飯を食べれる事」
「健康で仕事に行ける事」
「ただいまと言って帰れる家がある事」
当たり前ではなく有難い事。

今日も感謝と共に床に着く。

知心寺 住職 眞田 正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

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