眞田正適の心書

住職の心書598.マラソン

先日大阪マラソンがありました。
マラソンは42.195kmという とてつもなく長い距離を走る競技であり、その途方もない長い距離を走り切る為には肉体面はもちろんの事、強い精神面も必要な競技であるのだと理解しております。
人生おいても大きな夢を掲げ、途方も無い年月をかけてそれに向かって走りきれる方はごく僅か。
根性論や精神論ではなく「少しの成長」や「ささやかな達成感」という給水ポイントが長いコースを走り切る為には必要であります。

知心寺 住職 眞田 正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

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