こんなにも手を合わせて祈っているのに災難が付き纏うのか?
神も仏もいないのでは?
といった相談を受けて、恥ずかしながら私自身もそう思っていた時期の事を思い出しました。
「愚かな者はつとめ励むことも知らないで、ただ良い結果だけを求める。」
(法句経)
以前の自分の境遇に不満があるとすればそれは努力もせずに良い結果だけを求めていて他に責任をなすりつけていたのだと今になって思う。
良い結果には必ず原因である「因」が必要。
原因がない事には良い結果になるはずがない。
疑いは自分に‥。
知心寺 住職 眞田 正適
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