眞田正適の心書

住職の心書611.受け取り方 2

全ての男は「鹿肉を求めた」事は同じでありますが何故結果が違ったのでしょうか?

それは言葉遣いや態度が異なったからです。

「ものは言いよう」と言いますが、無礼で思いやりのない言い方や振る舞いは誰もが反感や苛立ちを覚えるものであります。

仏教では「和顔愛語 先意承問」と言う言葉がございます。

訳)穏やかな表情で接し、言葉はやさしく、相手の気持ちを先ずは察してをよく受け入れ。相手のために何が出来るかを先ずは問う。

相手の気持ちを何を求めているのかを汲み取り、穏やかで優しく接して話しをすることが反発の生まず、相手に良い印象を与えてくれます。

知心寺 住職 眞田 正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

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