「苦」とは「思い通りにならない」といった事であり、「嫌だ」といった感情でもあります。
「この仕事が嫌だ!」
「この人が嫌だ!」
「この環境が嫌だ!」
「こう考えてしまう自分が嫌だ!」
と思う気持ちが苦しみを生むのだというのです。
「この仕事の何が嫌なのか?」
「この人のどういった所が嫌なのか?」
「この環境の何が嫌なのか?」
「どう考えてしまう自分が嫌なのか?」
の起こった感情に対して
「何が嫌なの?」と自問自答し、疑問を掘り下げて見るとぼんやりとしたものから徐々に輪郭が浮かび上がってくる。
自分自身と向き合う事が苦しみを理解し、心のモヤモヤを解消する為に必要であります。
知心寺 住職 眞田正適
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