お釈迦様は二十九歳の時に地位や財産や家族を全て捨てて出家という大きな決断をしました。人は誰しも、人生の中で結婚や就職、転職等大きな決断をしなければならない場面に直面します。
お釈迦様もこのままじゃ「嫌だ!」といった気持ちが出家を決意したターニングポイントだと言えます。
「嫌だ!」といった気持ちは過去への反発。
「もしもある行為をした後に、それを後悔しないでうれしく喜んで、その報いを受けるならば、その行為をしたことは善い」(法句経)
行動して理想通りに行くかどうかは誰にも分かりませんが良かったのか?良くなかったか?は自分自身が決めること。
やるか?やらないか?の行動する判断基準は「後悔するかどうか?」
知心寺 住職 眞田正適
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