眞田正適の心書

住職の心書674.環境

尊敬している方の仕事量を目の当たりにした時に、絶望した‥。
憧れる方のレベルに至る為にはとてつもない努力が必要じゃないのか?と落ち込む。

「ダラダラと百年生きるよりも、不死の境地を見て一日生きることのほうがすぐれている。」(法句経)

 今の身の回りにいている人たちは、良くも悪くも自分と同じレベルの人たちであるということであります。
 日々、励んでいる方たちに囲まれる環境が自分自身を奮い立たせてくれる。

「自分の置く環境がいかに大事なのか!」

もっと頑張れと言いたい訳ではありません。

志を持って励んでおられる方に伝わったら幸いです。

知心寺 住職 眞田正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

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