眞田正適の心書

住職の心書693.ボルト

人と関わっていくことによって言われて傷つく事や、やられて傷ついてしまう事がよく起こってきます。
家族でも、友達でも、恋人でも、夫婦間においても良き関係性を結ぶときには自分自身が大切にしていく何かしらを犠牲や妥協が伴っていく。
人と関わる事によって傷つき落ち込む事があります。
しかし、自分の至らない部分を知ることによって更に関係性を繋いでいくことができるのです。

人との関係性によって傷つき、穴があくことによって初めてお互いを繋ぎ合わせることができる。

しっかりと関係性を結ぶ為には「穴」が必要であります。

簡単な関係は離れるのが早い。

知心寺 住職 眞田正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

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