眞田正適の心書

住職の心書699.七夕 2

一年に一度会える事を楽しみにして懸命に仕事に励んで二人会えた時はこの上ない喜びに満たされていくのだと思う。

毎日楽しい日々が続くと当たり前に感じてしまいどうしても有り難さに気付く事は出来なくなってしまう。
事実、引き離される事は寂しい事であります。
しかし、寂しいことがあったからこそ、その後には楽しさが訪れる。

一年に一回会える事を楽しみに出来るのか?
一年に一回しか会えない事を嘆くのか?
会えない事実は変わりがないが心の持ち方によって「幸」か「不幸」かが変わってくる。

「二人会えたらといいね」
と星に願う。

知心寺 住職 眞田正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

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