眞田正適の心書

住職の心書706.同時

私たちは、自分の現状に不満を覚える際には自分のせいに向けられる事はなく
「親のせい」「会社のせい」「社会のせい」と周りを取り巻いている環境のせいだと考えてしまう。
確かに今の自分の現状は、親や会社や社会のせいであるのも事実。
しかし、私たちを支えてくれている「お陰」も同時にある。
「親のおかげ」「会社のおかげ」「社会のおかげ」
 
「せい」もあるが「おかげ」もある。

どっちをみるのか?

最終的に決めているのは周りの環境ではなく自分自身。

知心寺 住職 眞田正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

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