「紡ぐ」 「線をもって花を貫きて 乱さず堕さざるがごとく かくのごとく、よく教えの線をもって人天の花を貫きて三途に乱堕せず」 (金剛頂経問題) 訳)糸をもって花を貫けば乱れることなく、地に落ちることがないように、教えの線でもって仏性の花を貫けば人は地獄に落ちる事はない。 花は根や茎が支えとなって綺麗な花を咲かせております。 根の部分や茎の部分だけではお世辞にも綺麗とは言えませんがその部分があっての花であります。 「消したい過去だ!」「汚いから!」といって捨てようとするなら花は咲く事はありません。 過去も含めて自分の人生。
知心寺 住職 眞田正適
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