眞田正適の心書

住職の心書763.思い込み2

今では分からない事があればすぐにインターネットを通して調べる事ができる便利な時代となりました。
このSNSや掲示板を使って自分の意見も自由に意見言えるようにもなっております。

自由に意見言えるが故に自分の事を傷つけられたと思い込んで過激なコメントを投稿して言い争いになっているケースも見受けられます。
 
「心暗きとき遭うところ悉く禍なり
眼明らかなれば途にて触れて皆宝なり」
(性霊集)

訳)心が落ち込んでいるときは出会うもの全てがわざわいに見えて、心が明るい時は全てが宝に見える。

自身を満たしてくれる宝としてみるのか?
自身を苦しめるわざわいとしてみるのか?

自身の心が決めている。

知心寺 住職 眞田正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

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