「弔う」と「訪う」は両方とも「とぶらふ」という読み方をし、同義語だとされております。 亡くなった方がどのような人達と関わり、どのような人生を送っていたのかを訪ねていくことが「とぶらう」の真意であります。
葬儀や法事などで久々に集まった家族・兄弟・親戚等と亡くなった方がどんな人物であったかをみんなで確認し合っていくわけであります。
何も懐かしむために確認し合うわけではなく、残された我々が亡き人の過去を紐解き、「これからの人生をどう生きていくのか?」
を考える時間であります。
より良い人生を過ごす為に先立っていった方の
人生を参列者の様々な視点から訪ねていく事で自分からは見ることの出来なかった亡き人の想いに出会っていく。
知心寺 住職 眞田正適
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