眞田正適の心書

住職の心書780.見方2

「夫れ境、心に随って変ず」(性霊集)

訳)自分を取り巻く環境は心にしたがって変化する。

一つの結果においても見方によっては良くも感じ、見方によっては悪いとも感じます。

嫌な事があっても「見方」を変えれば自分の人生にとっての様々な事を教えてくれている事にも気づけます。

目の前に立ちはだかる強敵が現れた時、意外にも後ろ振り返れば味方がいて、支えてくれていたりもする。

「見方」を変えれば応援してくれる「味方」がいる事に気付く。

知心寺 住職 眞田正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

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