「いつも危なっかしい子供に対してどう叱ったらいいのか?」について質問をいただきました。
仏様のように常に優しい微笑みで相手に伝わったら何も悩むこともありませんが時として叱らなければならない時もあるかと思います。
仏教には、「如来」「菩薩」「明王」「天部」など様々な種類があります。
何故分けられているのか?
それは「役割の分担」
優しい言葉や態度では中々伝える事が出来ない人に対して、恐ろしい忿怒(ふんぬ)の形相で現れて、力づくでも良い方向に導こうとする役割が不動明王などの忿怒の相であります。
時として叱らなければならない時もあります。
姿は変わっても「良い方向に向かわせたい」といった優しさは変わるものではありません。
そのように思って接していれば大丈夫です。
必ず相手に伝わります。
知心寺 住職 眞田正適
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